行きたい所を頭に思い浮かべてドアを開くだけで、どこへでも行く事ができる。行き先受信ノブを握ると、頭に浮かべた行き先をノブ内蔵のコンピュータが読み取る。そして、宇宙地図の中から行き先を間違いなく探し出し、行き先の空間を歪曲装置が引っぱってきて、こちらの空間と向こうの空間がドアで接続される。ただし、10光年以上離れた星や、『
地平線テープ』などで作られた特別な世界、地図に入力されていない場所には行けない。超空間にバリアーが張ってあると、ドアを通過できない。また、トイレや風呂など他人に見られたくない場所は、プライベートロックが役に立つ。個室に限るが、自分のどこでもドアに、来られたくない場所を入力すると、連鎖ユニットにより他のどこでもドアに指令が届き、ロックされた場所へは行けなくなる。学習機能があり、移動しながら地形データを記憶させる事も可能。オプションパーツもあり、ドアノブに付ける事で時間移動を可能にするダイヤル装置がある。ドラミの持つドアは、大きい物でも入るように自動的に伸び縮みする。この道具の発明により、銀河SL天の川鉄道が廃止になった。斜めの状態でも使用でき、通常通りドアの枠が境目になるが、どちらかで障害物があると、それ以上は倒れない。『
昆虫探知カード』をドアに貼り付けると、描かれている昆虫がいる場所に繋がる。強引に突き破っても行けるが、壊れる。